紫陽花の向こう側には いつも 曼珠沙華の花が咲いている 淡く哀しきものの向こう側には 彼岸花が魂を燃やしている 移ろい行く虹色の向こう側には 古里が その幼い手に いつも 狐花の風ぐるまを回している
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加 藤 治 (かとうおさむ) の 詩 [メ ニ ュ ー]
魂が住む丘
白い兎
花が呼ぶ花
記憶の場所
小さな予感
よもよも だんだん
しだれ柳
始まりがあって
流れていく
涙みち
クラス会
タイムカプセル
背中
庭石
朝ぼらけ
もう 無い
荊
銀蠅 美しく飛ぶ故郷
初雪
人は花